明治大学 商学部

千葉 由路 さん一関工業高専

 僕は元々高専という5年制の学校に在籍していましたが、3年生の時に明治大学商学部で学びたいという思いが芽生え、2月末に高専を休学し浪人して大学受験に挑戦することを決めました。しかし、中ゼミ入学当時の僕は、現代文を解くのは中学以来、英文法は中学レベル、英語の長文も読めない、さらに模試も受けたことがなければ受験もしたことないというように、浪人生としてのポテンシャルも受験生としてのそれも一切ありませんでした。自分が興味あるものを学びたいという思いから、あえてほとんどやったことのない政治経済を選択しました。なので、僕は私大受験に必要な3科目全てにおいて0からのスタートでした。

 さて、僕が中ゼミに入学した時、心に決めたことがあります。それは「勉強を楽しむこと」です。模試で偏差値40が出ても、予習に時間がかかっても、授業についていけなくても、状況を悲観することなく、新しい知識を吸収することに喜びを感じながら、前向きに勉強を進めました。その結果、だんだん授業についていけるようになり、成績も伸びていきました。

 第一志望に合格したと分かった時は正直びっくりしました(笑)。そしてその刹那、いろんなことが頭をよぎりました。電車で片道1時間半の通学時間も、ご飯や歯磨きの時間も、ずっと参考書と睨めっこしたこと。そして、家族や友人、中ゼミの先生方が僕の挑戦をずっと応援してくれたこと。いろんなことが積み重なって合格を勝ち取ることができたのだなと思いました。

 この一年、中ゼミの先生方には本当にお世話になりました。先生方はとてもフレンドリーでどんなに初歩的な質問でも熱心に答えてくださり、また勉強以外の話も聞いてくださりました。先生方の支えあってこその合格だと心から思っています。本当にありがとうございました。

サクセスボイス