はじめに、一年間指導し、励ましてくださった中ゼミの先生方に感謝を申し上げます。
一年前、東京工業大学を第一志望に掲げ浪人生活をスタートさせました。結果は不合格でしたが第一志望を貫き、一年間頑張って良かったと感じています。浪人を通して特に感じたのは自分の力不足でした。問題を目の前にして得意なはずの数学なのに全く歯が立たないと感じること、模試で納得できるような結果を出せず悔しさを感じることなども少なくありませんでした。しかし、そんな中でも成長を実感できる喜びはありました。できなかったことができるようになること、分からなかったことが理解できるようになることは、勉強のモチベーションになっていたと思います。この一年でそんな経験ができて本当に良かったです。
私は、浪人生活での勉強を通して、やっていて良かったと感じたことがあります。それは問題を分類ごとに分けることです。私は復習の時に、間違った問題をケアレスミスによるもの、計算ミスによるもの、時間が足りなくて解けなかったもの、自分が持っていない発想が必要で解けなかったもの、その他の原因によるものというように分類していました。そして、ケアレスミスと計算ミスはノートに記録するようにしていました。そうすることで自分のミスの特徴をとらえやすくなり、次に問題を解くときに、ミスを防ぐことができるようになると思ったからです。問題を分類しておくことで解き直そうと思った時に復習しやすくなると思います。
理科大合格は嬉しかったし、安心しました。日々の学習の成果を出すことができたのだと思います。
この一年を振り返って、さまざまな面で成長することができたという確かな実感があります。中ゼミで一年頑張って良かったです。本当にありがとうございました。
サクセスボイス