2021年度 喜びの声【私立大学】

法政大学 社会学部

白石 稜 さん黒沢尻北高卒

 この度、法政大学社会学部社会学科に進学することになりました。いつもサポートしていただいた、中ゼミの先生方、親、友人にはとても感謝しています。

 自分自身、現役時代はまともに勉強もしておらず、偏差値はどの教科も40程度でした。周りの友人や高校の先生方にも「1浪でマーチに受かんの?」と言われる程でした。しかし、自分ならできるという自信をずっと持っていました。中ゼミに入ったら今までの自分の意識を変え、勉強に打ち込むという強い意志を持ちました。自分はとにかく、精神的に参ってしまったらおしまいだと思ったので、休息も取るようにしました。なので、浪人中に病んでしまうことはなかったです。インターネットを見ると、「浪人しても志望校には受からない」などの情報も入ってきますが、できるだけそういう情報はシャットアウトしましょう。不安が増すだけです。一度浪人すると決めたら、最後まで自分を信じて走り切ることが大切だと思います。

 実際に自分にとって良かったことは、サクセスホールで自習をすることができたことです。勉強に飽きて、スマホをいじってしまっても、周りを見ると集中して学習している生徒がたくさんいるので、「自分もやらなきゃ」という気持ちになります。そして、電車に乗っている時間も有効活用しました。自分は単語帳を読んでいました。

 私立大学に合格するには戦略も必要です。今年はこの学部の倍率が下がりそう、や、この大学のこの学部は穴場だ、などの情報は大切なものです。是非、中ゼミの先生方と相談したり、インターネットで調べてみましょう。

 この一年間本当にありがとうございました。

明治大学 商学部

千葉 由路 さん一関工業高専

 僕は元々高専という5年制の学校に在籍していましたが、3年生の時に明治大学商学部で学びたいという思いが芽生え、2月末に高専を休学し浪人して大学受験に挑戦することを決めました。しかし、中ゼミ入学当時の僕は、現代文を解くのは中学以来、英文法は中学レベル、英語の長文も読めない、さらに模試も受けたことがなければ受験もしたことないというように、浪人生としてのポテンシャルも受験生としてのそれも一切ありませんでした。自分が興味あるものを学びたいという思いから、あえてほとんどやったことのない政治経済を選択しました。なので、僕は私大受験に必要な3科目全てにおいて0からのスタートでした。

 さて、僕が中ゼミに入学した時、心に決めたことがあります。それは「勉強を楽しむこと」です。模試で偏差値40が出ても、予習に時間がかかっても、授業についていけなくても、状況を悲観することなく、新しい知識を吸収することに喜びを感じながら、前向きに勉強を進めました。その結果、だんだん授業についていけるようになり、成績も伸びていきました。

 第一志望に合格したと分かった時は正直びっくりしました(笑)。そしてその刹那、いろんなことが頭をよぎりました。電車で片道1時間半の通学時間も、ご飯や歯磨きの時間も、ずっと参考書と睨めっこしたこと。そして、家族や友人、中ゼミの先生方が僕の挑戦をずっと応援してくれたこと。いろんなことが積み重なって合格を勝ち取ることができたのだなと思いました。

 この一年、中ゼミの先生方には本当にお世話になりました。先生方はとてもフレンドリーでどんなに初歩的な質問でも熱心に答えてくださり、また勉強以外の話も聞いてくださりました。先生方の支えあってこその合格だと心から思っています。本当にありがとうございました。

駒澤大学 文学部

片伯部 遼太 さん盛岡第一高卒

 現役の時は5校受けたにも関わらず、どこにも合格することができませんでした。今思うとやはり基礎がなっていなかったのだと思います。

 中ゼミで授業が始まってからは予習と復習に追われて、自分のやりたい勉強がしにくくなりました。これに関しては自分で時間を見つけるor作るしかありませんでした。いくら時間がなくても予習はしていくようにしました。1コマずつお金が発生しているのに予習せずに授業を受けるとそのコマ分無駄にします。せっかくこの一年のための支出をしてもらっているのでにそれだけはしないという信念でやっていました。

 前期は成績にあまり変化はなく、やる気がおきない時もありましたが、夏期講習の終わりあたりから結果が出てくるようになりました。やはり結果として手元に届くとやる気になるし、より志望校へも現実的になりました。後期は模試の結果も安定し、よりやる気が出ました。

 一年間意識して行っていたことは「基礎を怠らない」ということです。1冊の問題集を繰り返し解く、わからない点は放っておかないなど基本的なことです。もちろん授業の予習、復習はして、のことです。高校でちゃんとやってこなかった私にはこれがかなり効果的でした。

 そして、この一年で一番大切だったと思うのは「気持ち」です。これをやれば伸びる!そして受かる!と信じる気持ちです。よく受験において聞くのは「受験は団体戦」です。誰もが一度は聞いたことがあるでしょう。これは一理あります。周りの人と助け合い、競い合うことは重要です。しかし、何より重要なのは「最後は自分」です。助け合おうが、競い合おうが問題を解くのは誰でもない自分です。自分が最後の1問解けるかで合否は決まるのです。

創価大学 法学部

小林 光貴 さん盛岡第一高卒

 一度岩手大学を退学し、文転してからという不利な状況からの受験スタートでしたが、無事に志望校に合格することができました。

 岩手大学に通っていましたが、やりたいことが違い、今度こそはと思い二年間のブランクと現役時代に得意教科だった理系科目と使わないということに一抹の不安を抱えながら受験に臨むことになりました。経済的にも来年また予備校に通える余裕はなかったので一年間できるだけのことはしてきました。

 自分は英語が特に苦手科目だったので平日の中ゼミの講義以外に土曜日に英語の塾に通いました。中ゼミの先生方と周りの人の協力や援助のおかげで今回の受験は成功できたと思います。恩返しができるように入学後もしっかり頑張っていきたいと思います。

立命館大学 経営学部

児玉 和輝 さん盛岡北高卒

 志望していた大学に合格することができ、嬉しく思います。この一年を通して、私が勉強をする上で重要であったと感じたことについて書きたいと思います。

 一つ目は、継続することです。私は現役生の時、似たような内容の参考書を2冊やり、どちらも中途半端に覚えたままで終えてしまうということをやっていました。浪人生になってからこの行動が無駄であることに気づき、使う参考書を一冊に絞り、それを完璧にすることに焦点を合わせるようにしました。これによって前よりも効率的に覚えて行くことができました。また、ボロボロになった参考書は、やりこんできた証として自分の自信へとつながっていきました。

 二つ目は、時間の設定をして問題に取り組むことです。私は現役生の時から英語と国語の試験で時間が足りないために完答できずに終わるということが多々あり、スピードが大きな課題でした。担任の吉岡先生のアドバイスもあり、解決策として日々の予習・復習、問題演習で制限時間を決めて取り組むようにしました。それまでの学習ではあまり時間を意識していなかったため、時間への意識がつくようになり、徐々にスピードを上げていけるようになりました。そして入試本番では見直しの時間を確保し、余裕を持って解答することができました。時間設定は本当に効果的な取り組みだったと思います。

 最後になりましたが、担任の吉岡先生をはじめとする中ゼミの先生方には本当にお世話になりました。ありがとうございました。

サクセスボイス