東京理科大学 工学部
吉田 有里 さん盛岡第一高卒
はじめに、一年間指導し、励ましてくださった中ゼミの先生方に感謝を申し上げます。
一年前、東京工業大学を第一志望に掲げ浪人生活をスタートさせました。結果は不合格でしたが第一志望を貫き、一年間頑張って良かったと感じています。浪人を通して特に感じたのは自分の力不足でした。問題を目の前にして得意なはずの数学なのに全く歯が立たないと感じること、模試で納得できるような結果を出せず悔しさを感じることなども少なくありませんでした。しかし、そんな中でも成長を実感できる喜びはありました。できなかったことができるようになること、分からなかったことが理解できるようになることは、勉強のモチベーションになっていたと思います。この一年でそんな経験ができて本当に良かったです。
私は、浪人生活での勉強を通して、やっていて良かったと感じたことがあります。それは問題を分類ごとに分けることです。私は復習の時に、間違った問題をケアレスミスによるもの、計算ミスによるもの、時間が足りなくて解けなかったもの、自分が持っていない発想が必要で解けなかったもの、その他の原因によるものというように分類していました。そして、ケアレスミスと計算ミスはノートに記録するようにしていました。そうすることで自分のミスの特徴をとらえやすくなり、次に問題を解くときに、ミスを防ぐことができるようになると思ったからです。問題を分類しておくことで解き直そうと思った時に復習しやすくなると思います。
理科大合格は嬉しかったし、安心しました。日々の学習の成果を出すことができたのだと思います。
この一年を振り返って、さまざまな面で成長することができたという確かな実感があります。中ゼミで一年頑張って良かったです。本当にありがとうございました。
岩手医科大学 医学部 医学科
内金﨑 愛海 さん盛岡第一高卒
今回、第一志望の岩手医科大学医学部に合格でき、大変嬉しく思っています。また、小学生の頃から抱いていた「医師になりたい」という夢のスタートラインにようやく立てたことに大きな安心感も感じています。
私は高校時代、授業に真剣に取り組まず、疑問点も放置していたため、基礎力が全くついていない状態から浪人生活がスタートしました。そこで、まずは「予習→授業→復習」のサイクルを徹底させることから始めました。このサイクルを徹底すると、1つの問題に少なくとも3回は触れることができるので、「分からない」が「分かる」に、「分かる」が「できる」に、「できる」が「点が取れる」というようにステップアップしていくので、どんどん自信がついていきました。また、疑問が生じたら、すぐに先生に質問しに行きました。中ゼミの先生方は、私が疑問を全て解決するまで丁寧に答えてくれますし、+αの知識もくれて、より深く理解することができました。
加えて、この一年間、私は「睡眠」も大事にしました。高校時代は、毎日4~5時間程度しか寝ておらず、授業中に寝てしまうことも多々あったのですが、浪人が決まってからは毎日、7時間は寝るようにしました。規則正しい生活を送ることで、日々の授業や自習に集中できますし、メンタルも安定してきます。
私は、後期からは岩手医大の地域枠推薦に目標を絞って勉強をしました。過去問を10年分解いて、解くたびに、自分なりの解説ノートを作りました。このノートは、自分の字で分かりやすくまとめたものなので、受験前の最終チェックに使えますし、「ここまでやったから大丈夫だ」という、私自身の支えにもなりました。
最後に浪人を許してくれた両親、親身に支えてくれた中ゼミの先生方には感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。
岩手医科大学 医学部 医学科
斎藤 祐冶 さん盛岡第三高卒
私は現役生の時、受験した医学科の試験に全て落ちました。そのうえそのほとんどが、惜しかった訳でもなく合格には程遠い結果だったと感じています。他の学科には合格していたのですが、後先のことを考えるとどうしても医学科じゃないとダメだという気持ちが強かったため、大学入学を先送りにすることに決めました。だからこそ、今回の合格は非常に感慨深いものがあります。
実は私は現役時代に医大の地域枠を受けていませんでした。浪人生としては少し珍しく、受験経験のない入試を本命として受けたため、対策は念入りに行いました。しかし私はあまり自信が持てない性格だったため、不安が頭をよぎって勉強に集中できないときが多々あったのですが、親や中ゼミの先生、高校時代の友達の励ましの言葉をもらうことで、最後まで突っ走ることができたと感じています。
改めて思うと、妥協して違う道に進むのではなく、一度立ち止まり夢を目指す努力をして正解だったと感じます。人生は一度きり。手に入れたこのチャンスを無駄にせず、充実した人生を送っていこうと思います。
私が自習学習において心がけたこと、まず1つ目は「まんべんなく勉強すること」です。苦手な分野に重点をおいて取り組むことももちろん大事ではありますが、得意な分野でも一週間以上手をつけなければ感覚が鈍り、解くスピードが遅くなります。少なくとも、基礎事項は習慣的に目を通しておくことで、バランスの良い状態を保っておくと、模試があっても得意分野に関しては支障はないと思います。
2つ目は、「わかる」より「解ける」ようになること。特に理系科目に共通することです。解説を読んでわかった気になっても、しばらくして同じ問題に取り組んだ際、また解けないということ、ありませんか?できる限り多くの問題に触れるのではなく、少ない問題でも完璧にかつスムーズに解けるよう反復することで、その分野の理解力が高まり学力の向上が期待できます。
岩手医科大学 医学部 医学科
大平 啓瑚 さん花巻北高卒
僕は中学生の頃から岩手医科大学を第一志望として貫いてきました。合格が遠く感じてしまうことが何度もありましたが、今こうして合格体験記を書いているということにとても喜びを感じています。
中ゼミでの一年はとても有意義なものでした。勉強面では化学、生物で学校で学ばないような細かい知識や、とある現象についての詳しい背景を学ぶことでとても理解が深まったことを覚えています。分からないことに対して親切な先生方や、勉強をしやすい環境、土曜特講等の各種イベントのおかげで無事合格することが出来、この一年を中ゼミに委ねて本当に良かったと思っています。
しかし、中ゼミでの生活で僕は一つ大きな後悔があります。それは「浪人中は友達を作らない。」と決めて一年間を過ごしてしまったことです。僕は友達と話すことに至上の喜びを感じる人間だっただけに、娯楽を排除して真面目に勉強しようとするこの試みは逆効果になってしまい、耐えきれずに高校の友達を遊びに付き合わせてしまいました。中ゼミで友達を作って切磋琢磨しながら成績を伸ばしている人達を見ても、お互いに競い合える仲間がいることは何にも変え難いものだなと感じた一年でした。
中ゼミで僕が苦労したことの中に、勉強法の模索が挙げられます。僕はあまり意志が強い人間ではないのですが、そんな僕でも毎日コツコツ勉強できる方法を編み出しました。
僕はこの一年で多くのことを知り、力を付けることが出来ました。部活の友達が皆進学し、僕だけ遠回りしていることにとても不安を覚えていましたが、遠回りこそが最大の近道だったと、今なら胸を張って言えます。これからの方が辛いことも多いとは思いますが、中ゼミでの生活を糧として夢に向かって頑張ります。
お父さん、お母さん、そして中ゼミで僕に関わってくださったすべての先生方。心から感謝しています。苦しくもおもしろかった中ゼミでの一年を、僕は一生忘れません。
岩手医科大学 医学部 医学科
金濵 美佳 さん宮古高卒
この度、医学部に合格できたことをとても嬉しく思います。そして、勉強だけでなく相談にものってくださった先生方、私を信じて応援してくれた家族には本当に感謝しています。
私は高校時代、勉強する習慣が全くなく、1日に20分ほど勉強することさえ大変でした。したがって、私はまず勉強の習慣をつけることを目標にしました。そしてそのために毎日同じ時間に勉強をするように心がけました。友達が一緒に勉強をしてくれたおかげで勉強する習慣ができました。それでも一般的にみると私は長い時間勉強できる方ではなかったので、短い時間で集中して勉強するようにしました。そして、集中力がきれてしまったり、どうしても勉強できないときには、ジョギングをしたりシャトルランをしたりして気分転換をしました。そうすることで、やるべきことを選択して勉強できるようになり、適度な気分転換でモチベーションが大きく下がることなく浪人生活を送ることができました。
最後に、私は盛岡中央ゼミナールで浪人生活を送ることができて本当によかったと思っています。先生方のおかげです。本当にありがとうございました。
青山学院大学 地球社会共生学部
牛渡 武生 さん盛岡北高卒
無事に志望校に合格でき、とても嬉しいです。浪人生として中ゼミに通った一年間は濃密なものでした。昨年度は国立大学志望でしたが、浪人するにあたり、私立大学志望へと切り替えました。受験科目が減った分、より細かな知識の定着を徹底しました。思うような結果が出せない時期もありましたが、友人や吉岡先生の支えが力となり乗り越えることができました。吉岡先生には、長期、短期の計画の確認などをしていただき本当にお世話になりました。最後まで私の進路実現に寄り添ってくださりありがとうございました。
また、常に勉強に取り組みやすい綺麗な環境を維持してくださった清掃員の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。一年間は長いようで短い貴重な時間だと痛感しました。これからも限られた時間の中でたくさんの挑戦や経験をしていきたいと思いました。本当にありがとうございました。
サクセスボイス